レポート 目次 後編-1-
再渡仏
インタビュー&ギャラリートーク
後編-2-
パリ写真学校へ
後編-3-
撤収
後編-4-
番外編
展覧会を終えて
遠藤桂
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『睡-NUBURI-』
展覧会を終えて

2006年の冬はひときわ寒い気がします。
初の個展の時、パリに住んでいて、Parisとの関係を築き上げてくれた友人が日本へ帰国しました。
新しい生活に向って彼女と二人で帰国していきました。

そうした変化の中でも、力をもらった「睡」はパリの人々に中に生き続けて行くような気がします。

「蒼詠」(2003年開催。第1回パリ個展)を憶えていて、私を待ち続けていてくれた方達が逢いに来てくれました。
渡仏に合わせてご来場くださったのです。
若い学生、N.Yから見に来てくれた人、作品を持帰って他国で見せてくれた人、また日本の美術館からパリまで見に来てくれた人、多くの人たちに「睡」は触れ合ってくれました。

帰るとき、人々は口にします。
「今度はいつパリにくるのか」
本当に嬉しいことです。私の撮る富士山を待っていてくれるのですから。

「2008年の秋、またパリで御会いしましょう」

本当にありがとうございました。

2006年2月 箱根にて   遠藤 桂



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