vol.77 チョコレート万歳

今回の食べ歩き
Fat Witch
@Fat Witch Bakery(Chelsea Market,NY) →→








年が明けて2月が近づくと、私の中でなぜか解禁される高級チョコレート予算。
丁寧に作られたボンボンショコラって、やっぱり本当においしい。
本来の意味とは違う変化をしている日本のバレンタインですが、認知されるまで紆余曲折があった中、他でもないチョコレートが定番になってくれてよかった(笑)。
パリでスタージュをしていた時、持って帰っていいよ、と渡された箱にめいっぱいショコラを詰め込んだあの日、本当に贅沢なご褒美でした。
我らがPlaisir de l’oeufでのチョコレートと言えば、冬になると毎年登場する濃厚なショコラ、そしてココアの概念を塗り替える本格的なショコラ・ショー。
ショコラ・ショーは今年も変わらず健在ですが、桂館長イチオシのチョコレートケーキ<ショコラ>は、美術館10周年コラボのラストを飾るデザートに大変身。
詠子店長がパリで見つけたオシャレ素材で、企画展<Noir et Blanc>のイメージにもぴったりの素敵なプレートに仕上がっています。
さらに♪
ショコラティエのシェフの前では大きな声で言えないけれど、カカオ分の高いブラックチョコレートよりも断然ミルクチョコレート派の私がこよなく愛するのは、カカオマスが含まれていない、独特の甘みと口溶けが魅力のホワイトチョコレート。
焼き菓子に入れた時の風味も好きでよく使うのですが、春の箱根スイーツコレクションでは、オレンジピールと一緒にたっぷりと富士山に焼き込んでみました。
“箱根スイーツdeパワーチャージ”というテーマのもと、縁起がいいと言われる赤富士を描いた北斎の【凱風快晴】からインスピレーションを得た<GAIFU>で、お腹も心も満たしていただければと思います。
甘過ぎるという共感し得ない理由(笑)でチョコレートが苦手な友人もいるのですが、それでもやっぱり、嫌いな人っていないよね、と言いたくなってしまう存在、チョコレート。
コンビニやスーパーで手軽に買えるおやつとしてはもちろん、旅のお土産、訪問の手土産、ちょっとしたお礼、色々なシーンでお世話になっています。
こないだのチョコレートも喜んでもらえていますよーに。
今年は友チョコ1個だったけれど、来年のバレンタインも楽しみ♪



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