vol.136 映画三昧


今回の食べ歩き

パリ12区Vandermeerschのクグロフ
うわさに違わずおいしくてクグロフに開眼

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大人になるとそうそう考え方は変わらない、というけれど、今年に入って個人的に大きく変わった価値観がひとつ。
といっても人生観とかそういう深いものではなく娯楽方面のことなのですが、見るものといえば演劇、生の舞台一辺倒だった私が、今年に入って映画館での映画鑑賞に突如開眼。
今までも映画に興味がなかったわけでは決してないけれど、振り返ると1度も映画館に行かない年の方が多くて、去年は自分としては多めの3回。
ところが今年は現時点で16作品、お気に入りのリピート鑑賞を含めると映画館へ行ったのは18回、人生最多記録を更新中。
友人の中には、自宅でDVDやネット配信を見るのがメイン、あるいは、作品によって映画館で見るかどうかを決める、という子も多いけれど、私は断然映画館で見る派。
途中でスマホをいじることが絶対になくて、トイレにも基本行けなくて、万が一寝ちゃっても巻き戻せない、、、一期一会の環境で集中して見るのが性に合っているような。
私にとっては、映画館で見ることが、生の舞台に通じるライブ感なのかも?しれません。

映画館へ行くこと自体は特別珍しくもないので、価値観が変わる、というほど大袈裟なことではないかもしれないし、歳を重ねてから始めた趣味、と思えばありがちな変化かもしれないけれど、目の前で繰り広げられる生の舞台に勝るものはない!とつい半年前まで思っていた私としては、特筆すべき大きな変化。
この歳になっても価値観を変えて興味を広げられる自分でよかった。
ただ、反比例して舞台を観る頻度が減ったわけではないので、忙しいったらない(笑)。
今はまだ初心者過ぎるからか、出会う映画すべてを、素晴らしい!と感じているのですが(笑)、もう少し映画体験を積んで自分なりの軸ができてきたら、好き嫌いの判断もできるようになるのかな。
自宅ではミュージカル映画のDVDやパリで買ったフランス語のジブリ作品を時々見つつ、今週末に公開されるフランス映画を楽しみにしています♪



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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