vol.124 2月のこと、あれこれ


今回の食べ歩き
パリ11区Chocolaterie Cyril Lignac
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2017年、今年は最低でも月に1回、料理とじっくり向き合う時間を確保するぞ、と心に決めたものの、気付いたら1月が終了。
このまま決意を反故にするか、遅ればせながら巻き返すかを検討した結果、2月に入って久々に時間をかけた料理、2日がかりの味噌おでん。
母が京都出身なこともあって子供の頃に自宅で食べた記憶はないのですが、生まれも育ちも名古屋っ子、甘めに仕上げた濃厚な味噌ダレが今回も我ながら上出来でした。
そんな感じでどうにか今年の目標を実行に移せた2月といえば、世の中、バレンタイン。
私も以前はデパートの催事場で高級ショコラをせっせと買っていたのですが、あの人ごみ、そして空輸されたショコラの高さに閉口してすっかりご無沙汰。
なので今年もSNSで人様のショコラ写真を見つつ、去年のパリ滞在で買ってきた板チョコをちびちびと食べていたのですが、2月に入って詠子店長からパリ土産のショコラが到着、嬉しい!
“義理チョコ”という言葉は好きじゃないけれど、日頃の親愛の気持ちをこめた“友チョコ”文化はいいなと思います。

そして個人的には誕生月ということもあって贅沢なお食事をいただく機会の多い2月、普段は行き慣れたお店にばかり行っているのですが、久々にあちこちで新規開拓。
どこも素敵なレストランだったけれど、高速をびゅーんと飛ばして連れて行ってもらったランチは、丁寧に気持ちを込めて作っていることを感じられるおいしさでした。
値段が高いわけじゃないけれど贅沢なお食事、って、最高で最強です。
新年の決意を再確認して、ショコラを堪能、個人的には歳を重ねた2月。
まだまだ寒さが厳しい折、箱根では春の箱根スイーツコレクションがスタートしました。
今年のテーマは箱根の乗り物、強羅・小涌谷・宮ノ下エリアはバス。
悪戦苦闘で辿り着いたのは、ぴーかんに晴れた日に富士山を眺めながら箱根山を走るバスのイメージで、ピーカンナッツのキャラメリゼとホワイトチョコレートを焼き込んだ小豆生地の富士山ケーキが主役の【Beau Temps(ボータン=いい天気)】。
温かい飲み物と合わせて、一足早い春を楽しんでいただければと思います。








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