vol.117 久々の新風


今回の食べ歩き
11区Broken Biscuitsのドリップコーヒーとケーク
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色々と思い描く理想のライフスタイルはあるけれど、長年染み付いた習慣を変えるのは至難の技。
何よりも"楽ちん"を求めて暮らしていると、たとえば、絶対おいしくなるのがわかっていても、出汁をきちんととる、みたいな、ちょっとした一手間に対するハードルの高さは半端ありません。
そんな私が年明けから約半年、このまま一生続けることになるかも?しれない、一手間を要する新たな習慣を継続しています。
出されればおいしくいただくもののインスタントコーヒーは少し苦手で、お気に入りのティーポットに出会えていないプラス茶葉の後片付けが面倒、という、わがまま&楽ちんを優先した結果、自分で用意する朝の飲み物はティーバッグをちゃぷちゃぷ、が定番。
だったのですが、今はなんと毎朝豆を挽いてコーヒーをハンドドリップ。
仕事の段取りによっては朝の一杯ではなくひと段落してからの一杯になったりもしつつ、朝は少しでも長く寝ていたかった自分が、コーヒーのためにほぼ毎日10分早起きになって、朝食の前にお湯を沸かしながらミルをぐるぐる、、、驚きです。

ちなみに、コーヒーといえばミルやドリッパー、ケトルが重要な相棒ですが、個人的には去年出会った、憧れの作家さんのマグカップが重要な存在。
大好きなお店のPOPなロゴ入りマグのかわいさも捨てきれずにいるのですが、手仕事による飲み口のカーブの心地良さを知ってしまったら、なかなか浮気ができません。
このマグとの出会いも一手間の習慣が続いている理由の1つかもしれないなと思っています。
淹れ方にまだまだ自信の持てない初心者なので、せめて豆は鮮度を重視、まとめ買いせずこまめに購入するようにしているのですが、お気に入りのお店で豆を買いがてら、店主さんの一杯をいただくのも大好きで大切な癒しの時間。
ティーバッグをちゃぷちゃぷやっていた自分が、まさかこんなゆったりとした時間を持てるようになるなんて。
こだわりが多過ぎる面倒な人になってしまうのは嫌だけど、ハンドドリップの腕を磨きつつ、来年あたりは出汁を取るのが当たり前になっていたら、、、いいな。



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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