vol.109 1人旅、1人パリ


今回の食べ歩き
11区Broken Biscuits
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レストランディナーの予定を詰め込んで、1人では味わえないパリを堪能した去年の秋。
その後勝手気ままな1人パリに恋いこがれ、この秋強行スケジュールでひとっとび♪


旅には様々なスタイルがあると思うのですが、私の場合は全ての希望を叶えたい一心で、ノープラン派には間違いなくドン引きされる(笑)綿密スケジュール派。
次は○○に行こうかな、ではなく、事前に熟慮した上で最適と思う流れでその場所へ。
営業時間内に余裕を持って到着するのはもちろん、街並みも楽しみつつ効率的に移動、休憩場所候補も事前にピックアップして、重たいお買い物は後半、滞在先までできるだけスムーズに戻れる場所を最終地点に、逆算して最適な場所からスタート、さらには起床。
時間切れで諦める、ということも極力避けたいので、想定した所要時間をオーバーしたら他で短縮、何となくダラダラ、は最小限に抑えて、必要に応じてテキパキ。
人様には予定調和で退屈に映るかもしれませんが、突然のリスケも自分次第、本人はいたって自由で刺激に満ちあふれた時を過ごしているので、好きにさせてやって下さい(笑)。

今回も、旅の最終日の朝に訪れたカフェでのこと。
取材撮影をしていたカメラマンさんと会話が成立してテンションアップ。
滞在中は何かと仏語でやり取りをするものの、何往復もキャッチボールをする楽しさはひとしお、けどこんなにのんびりしてていいんだっけ?
Pas de probleme(問題なーい)、綿密スケジュールは一時棚上げ。
その時承諾書に署名(!)の上で写りこんだ写真は採用されず、仏雑誌初登場は叶いませんでしたが(笑)、後日送ってもらった写真は本当にいい思い出、Merci, Fabien!
旅先でふいにおとずれる出会い、私みたいな綿密スケジュール派も楽しんでいます。






Photo by Fabien Breuil
http://www.fabienbreuil.com







メトロの中、公園のベンチ、街中ではネットも繋がらず、話し相手もいないパリ。
そんな時こそ意識は外へ、見て聞いて触れて、感じて考えて、満喫。
今回も沢山の魅力を再確認、そして再発見する滞在となりました。
誰かと一緒も楽しいけれど、頼る人のいない1人きりの旅もやっぱり好き。
いつかノープランで過ごしてみたいけれど、次もまた、綿密な計画を立てるんだろうな。
À bientôt,Paris(またね、パリ)♪



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