vol.103 春を満喫


今回の食べ歩き
Tarte au citron
@6区Arnaud Larher SEINE
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春になると毎年心躍らせてくれる大好きな桜、遠出や賑やかな宴会はご無沙汰ですが、ママチャリ友達と近場の公園で現地集合のお花見をするのが定番です。
今年は少し先のお花見計画を立てた途端に小春日和が続いて、あっという間に満開。
その後降ったり止んだりで当日も雨、テンションが下がる一方で桜は満開をキープ。
というわけで、傘を片手に雨天決行となったのですが、途中ベンチで一休みできないデメリットがあったものの、雨の公園で静かに桜を楽しむ良さも体感。
というのは半分負け惜しみ(笑)、来年は青空のもとでお花見ができますよーに。
そしてここ数年は、桂館長のご縁でお邪魔している高橋さんのそば会も春の恒例行事。
1人電車を乗り継いで揺られること3時間半、山梨市駅で館長たちと合流。
そこかしこに広がるピンクの桃畑にうきうきしながら高台を上った先には満開の桜。
お花見に引き続き生憎のお天気だったのですが、それすらも情緒に思えてしまう、まさに風光明媚な永昌院さんにて、上質で丁寧な味をいただける贅沢な時間の始まりです。
桜越しの富士山は霧で望めずとも、間近で拝見するそば打ちはやっぱりお見事。
高橋さんのおそばは変わらずおいしくて、お馴染みのみなさんの元気なトークも健在。
山梨への小旅行は新参者の私にとってもスペシャルで大好きな時間になっています。






そんなスペシャルな機会でなくとも、味わいたい食材が目白押しの春、中でも毎年必ず食べている筍が、今年は母不在の中、同時に2箱到着、嬉しーい。
が、筍に必要なあく抜きを1人でこなす知識も経験もゼロで完全にお手上げ状態。
とは言え、誰かがやらなければ食べられません、兎にも角にもいざ1人格闘開始。
45リットルのゴミ袋にも納まり切らない皮をせっせとむいて、鍋肌をふつふつさせながら吹きこぼれないよう監視、一晩かけて冷めたら朝一で糠を洗い落とし、ようやくどうにか完了。
筍ごはんに始まって、煮物に炒め物にスープ、シナチクや佃煮に冷凍保存用の下茹で。
今までの人生で1番多く筍と携わる春となりました。
春本番の4月に入ってからは雨や曇天続きで、いまいち春を満喫できていない気もしなくもないのですが、今年も桜は満開でそば会にも無事参加、筍の知識も深まりました。
カフェでは今年も桜のケーキが好評で、美術館は14年目に突入。
今年も健康に春満喫、めでたし、めでたし。

桜メニューは間もなく終了です



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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