vol.101 寒さに負けずFloraison 今回の食べ歩き チョコレートのタルト @16区La Patisserie by Cyril Lignac2号店 →→ |
今年も春の箱根スイーツコレクションが始まりました、今回のテーマは‘カラフル’です。 Plaisir de l’oeufでは富士山型の焼き菓子を中心にしたプレートを毎回ご提案しているのですが、焼き菓子に色を加えるというのは正直、ちょっと、大変。 しかもテーマを聞いたのは、ケーキもデザートも単色ですっきりと仕上げるのが主流、という印象を持ったパリ滞在のあと。 そうか、2015年の春はカラフル、ですか。。。 |
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悩んだ結果、数年前からパリでも話題になっているパンを参考に、リヨンの伝統菓子、ピンクの糖衣をまとったアーモンド‘プラリーヌ・ルージュ’を焼き込むことに。 詠子店長からも噂を聞いていて秋に食べる予定でいたのですが、まだテーマ発表前のパリ滞在、優先順位と時間の都合で実食ならず、テーマを知っていれば何が何でも行ったのに、と思うも後の祭り。 ということで、実物を知っている詠子店長の意見を参考に会議を重ねて試行錯誤。 プラリーヌに関しては色味にも翻弄されたのですが、グリーンのかぼちゃの種、ホワイトチョコレートもプラスして、ざくざくと賑やかな食感に仕上げました。 ちなみに、スイコレが始まってから詠子店長のパリ土産でプラリーヌ入りブリオッシュを食べたのですが、うん、写真で見てたよりピンク、これぞカラフルの味方。 |
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そして今回、生地そのもののおいしさを求めて辿り着いたのが蜂蜜です。 予算と相談しながら配合を調整していたのですが、せっかくの蜂蜜を生かさなくちゃ意味がない、ということで、砂糖は一切加えず蜂蜜のみで仕上げることになって、せっかく量を増やしても主張が無ければ意味が無い、ということで、ふくよかな香りと酸味のバランスが絶妙な蜂蜜を使うことに。 今まで蜂蜜といえばアカシアや百花蜜が定番で、時おり個性的な花の蜜も味わってはいたのですが、日本の夏山でとれたという蜂蜜との出会いはラッキーでした。 |
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他店のカラフルさと比べるとちょっぴり地味に映るかも?しれませんが、富士山ケーキ第15弾<Floraison>はピンクとグリーンで仕上げた春の一皿になっています。 単色で仕上げたシックなデザートも素敵だけど、寒さを吹き飛ばすにはカラフルもあり。 冊子片手に是非、一足早い箱根の春をお楽しみください。 箱根スイーツコレクション2015春★公式ホームページはこちら |
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