vol.85 アート鑑賞の秋

今回の食べ歩き
帰国日には大人買いした一期一会のクッキー
@Levain Bakery(Upper Westside,NY) →→








アートには人並みに興味があるものの、広く積極的に情報収集するというより、ご縁のある方の作品が見られると聞いては、スケジュールを調整して東へ西へGO!
名古屋ではどこにあるのかすら把握していないのですが、東京ではハードルの高い街のギャラリーの扉も勇気を出してOPEN!
ここ最近を振り返ると、関東&関西のデパートの画廊はもちろん、銀座、有楽町、秋葉原、広尾、六本木、、、素人なりに勇気をいっぱい振り絞ってきました(笑)。




箱根でも見慣れているはずの桂館長の個展では、異なる空間で見る印象の違いに驚かされることも多く、生でその作品をその時その空間で見ることの一期一会を体感しています。
その他にも、本で見ていた作品の大きなパネル展示を見た時、憧れの作品を雰囲気の違う各地の個展で見た時、前とは違うテーマで展示された作品と再会した時、そしてもちろん、素敵な新作と初対面した時、いつも必ず感じる、来て良かった、という満足感。
先日の六本木では、箱根(〜10/28)と同時開催された若林さんのチャリティー展でお気に入りの作品と一期一会、六本木まで行って良かった!


そして箱根写真美術館に携わることで、意識せずとも目にしてきた沢山のプロの写真。
少しずつですが、アートとしての写真の楽しみ方もわかるようになってきました。
つい先日、アマチュアの写真展を見る機会があったのですが、写し出されている世界は美しいものの、プロの作品との違いを即座に感じて、それを感じた自分にびっくり。
綺麗な写真や技を効かせた写真は沢山あって、良し悪しの判断は撮った側のバックグラウンドではなく、見る側の感性であるのが第一ですが、プロはやっぱりプロ、違います。




箱根に通うようになって11年とちょっと、アートとの距離が徐々に縮まって、アートとの関係が自分らしいものに変わってきたことを実感しています。
沢山の知識や確固たる意見を持ち合わせている方には到底及ばないけれど、私なりに何かしら感じ取れるようになったのは、やっぱり見てきたものの数のお陰。
そして混雑した大きな美術館にはなかなか足が向かないのですが、作品とゆっくり向き合える作品展へ行こう、行きたいと思えるようになったのは、色々なご縁のお陰。
秋冬も行きたい作品展が目白押しなので、アート鑑賞の秋を満喫しようと思います。



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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