vol.78 春

今回の食べ歩き
カップケーキ＠Amy's Bread(Hell's Kitchen,NY) →→



準備の苦労が全部報われて、さらにおつりが来るくらいハッピー満載だった昨年の春、箱根写真美術館開館１０周年の記念日。
それからの１年、桂館長と縁ある方々の企画展が開催され、カフェではコラボデザートをご提案、メニューという目に見える形で美術館とカフェとの二人三脚が実現することに。
お客様に楽しんでいただけたのはもちろん、作家のみなさんにも喜んでいただくことができて一安心、カフェにとっても忘れられない１０周年イヤーとなりました。
普段はスケジュールの都合で見逃してしまうこともあるのですが、この１年はめでたく全ての企画展を見ることができて密かに大満足。
彫刻や衣装に映像、毎年楽しみな作品に、今まで触れることのなかった世界との出会い。
他の場所で見たことのある作品も、あの展示室で見ると全然違って見えてきて、見慣れているはずの光景が、とてつもなく贅沢な空間であることを改めて感じます。
そして何よりも、アートをあんなに間近に、スタッフの存在を気にすることなく存分に楽しめる展示ってなかなかないし、富士山写真と立体作品とのコラボや、写真以外の作品も沢山見られる企画展は、素人アート女子的にも本当に楽しかったです。



箱根旅行のついでに立ち寄る方、企画展に興味があって来館される方、色々なお客様がいらっしゃいますが、写真に興味のある方にオススメしたいのが【箱根PHOTOさんぽ】。
桂館長の写真教室なのですが、受講日から１年間有効の美術館年間パスがついています。
写真教室だけでも有意義だけど、プラスαの特典を有効に使わない手はありません。
企画展ごとに見るもよし、宿泊滞在であれば、今日と明日に見るもよし。
私自身、旅先の美術館は駆け足で見て再訪なし、ということも多くて反省なのですが、季節ごとに色々な作品を同じ美術館で楽しむ、って、なんだかちょっと憧れます。
この１年、このエッセイでも何度か登場してきた【１０周年】のキーワード。
けれど美術館も来月で１２年目に突入して１０周年イヤーも終了、カフェはこの夏にラッキー７の７周年、時間はどんどん過ぎ去ります。
止まらない時間と同じスピードで進むのは簡単なことではないけれど、今年も春到来。
箱根写真美術館併設カフェPlaisir de l'oeufでは、春メニューをご用意してお待ちしております。

【箱根スイーツコレクション2013春限定　富士山スイーツGAIFUは４／７（日）まで！】


Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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