vol.67 10年先のお楽しみ

今回の食べ歩き
祝☆箱根写真美術館開館10周年企画
達磨・高橋さんのお蕎麦 →→














2012年4月7日、箱根写真美術館は無事10周年を迎えることができました。
当日美術館で行われた祝賀会と、達磨の高橋邦弘さんによる蕎麦会。
言葉にはできないくらいハッピーな時間を過ごすことができた1日。
思い出にするのがもったいないくらい、本当に楽しかったー。
併設カフェPlaisir de l'oeufのスタッフとしても責任重大な今回のお役目は、当日お客様にお渡しした10周年特別仕様のクッキー制作。
一つ一つは小さいけれど、100名を超えるお客様にお渡しするとなったら、さぁ大変。
試作、仕込み、型抜き、焼成、そして気合いの袋詰め、過保護に手持ち納品。
気の遠くなる瞬間は何度もあったけれど、遠藤夫妻にも合格点をもらえて、当日はお客様からもたくさんの嬉しいお言葉をうかがうことができて、苦労は達成感と満足感で上書き。
貴重なお役目を任せてくれた遠藤夫妻に大感謝。





そして、任命された祝賀会の司会のお役目。
今回は進行のみで言うべきことは少なかったのですが、来賓のご紹介も祝電の代読も間違えてはいけないし、列席されるのも大切な方ばかり、失礼があってはいけません。
とは言うものの、ゆっくり原稿に目を通す間もないまま当日を迎え、臨んだ本番。
笑いの起こる楽しいスピーチで和んだ空間では私の素人進行ぶりも許容範囲内(と思う)、自己紹介はすっ飛ばしてしまいましたが、大きな失敗なく終えることができました、ほっ。
さらに当日その時になって、急遽会場スタッフに配膳のお役目も追加。
何もわからないままで大丈夫なんだろーか?という不安をよそに、段取りの悪い中最後まで笑顔で指示を出してくださるお弟子さんたちのお陰で、こちらも何とか無事終了。
寒い中お蕎麦を打ち続ける高橋さん、生地を仕込むお弟子さん、茹でるお弟子さん、早朝の搬入から撤収まで、信頼関係あってこそのチームワークはさすがでした。
そして何枚も目の前を通り過ぎていったお蕎麦をやーっと食べられた嬉しさといったら!
私も高橋さんご自身が打ったお蕎麦をいただいたのは今回が2回目なのですが、普段は飲食禁止の展示室内で、遠藤さんの作品に囲まれながらいただけたなんて・・・すごすぎる。
おやつを食べる間もなく働いた後のお蕎麦、本当においしかったです。











今回の蕎麦会が実現できたのも、高橋さんと桂さんとのご縁があってこそ。
箱根町長、籔内先生、韓国からご出席の冨井先生のご祝辞。
受付や撮影スタッフとして集まった遠藤夫妻のお友達。
祝賀会には、箱根界隈の方はもちろん、早朝に出発したという東京方面の方も多数ご出席。
会場には沢山のお花が届き、名古屋のお友達もお祝いに来てくれました。
桂さんが多くの縁に囲まれて、箱根写真美術館が多くの方に愛されていることを再確認。
そして、すっかり当たり前の光景になっているけれど、桂さんをサポートしている詠子ちゃんも、やっぱりすごく、すごい。
遠藤夫妻が二人三脚で続けている美術館にスタッフとして携われていることを誇りに思える、4月7日は私にとっても大切な記念日となりました。
準備は半端なく大変だったけれど、わくわく感もいっぱい味わわせてくれたので、苦労も含めてもう1度最初から体験し直したいくらいです。
となると、待ちきれないのが10年後(笑)の開館20周年企画、みんなで楽しく迎えられますよーに。
・・・の前に、10周年イヤーの今年は25日からの籔内先生を筆頭に、縁ある方との企画展が目白押し。
併設カフェではコラボメニューが続々登場予定なので、こちらも併せてお楽しみに♪

photo by Yo Kohatsu/ Kotaro Numata/ Teruko Suzuki



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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