vol.66 今年も春がやってくる

今回の食べ歩き
だだだ大好きなココナッツ・ドーナツ
@DOUGHNUT PLANTチェルシー店 →→












箱根写真美術館が4月7日にめでたく10周年を迎えることになりました。
開館当初から何度も訪れ、5年前からはスタッフとしても携わっていますが、今も変わらず行けば癒してくれる、大好きで大切な空間です。
出会って10年、沢山の出会いや貴重な経験をさせてくれる存在ですが、何よりも、アートを楽しむ‘気持ち’を育ててくれた大恩人でもあります。
アートを楽しむ気持ちが何の足しにもならないと思ったら大間違い。
他にも、甘いものを食べる、旅に出る、お芝居を観る、写真を撮る、音楽を聴く、服を買う、本を読む、歌を歌う、記念日を祝う、花を飾る、などなど。
数や規模、頻度や費やす情熱の問題ではなくて、なくても生活には支障のない存在を身近に置けるかどうかは、ハッピーの源をどれだけ持ち合わせているかどうか。
そのためには自分を取り巻くその時々の環境ももちろん重要だし、これっぽっちの余裕も持てない時はあるけれど、そういう存在を楽しみたいと思える‘気持ち’が何よりも必要。
気持ちで目の前の現実を変えることはできないけれど、好きな作品や観たいお芝居があったり、音楽や花に何かを感じることができれば、自然に目線も前を向いてしまいます。
災害だけではなく、事故や大病、思いがけないタイミングでやってくるかもしれない何か。
絶対に失いたくない、かけがえのない何か。
避けることや守ることももちろん大切ですが、万一の時、すぐに前へ進むことはできなくても、せめて後ろを振り返らずにいるためには。
何でも挑戦、とか、いつでも全力投球、みたいに必ずしもアクティブなスタンスじゃなくとも、ひとまず目線を前に向けてハッピーの受け入れ態勢を整えられれば第一歩、です。



楽しいことには積極的に、好きなことには貪欲に。
嫌なことは早めに消化して、未来につながる反省と嬉しいことで上書き。
ちょっと踏ん張って、たまに頑張って、楽しみを倍増させる。
ハッピーの源をどれだけ集められるか。
出会いや経験から何を受け止めるかもきっと自分次第。
アートを楽しむ気持ちを持ててよかった、としみじみ感じる春到来。
来月の10周年イベントは勿論、明後日の神楽坂のパーティも目下ハッピーの源です♪



★神楽坂・光鱗亭ギャラリー『遠藤桂パリ写真展』レセプションパーティ情報はこちらを御覧下さい。

★箱根写真美術館10周年記念祝賀会&蕎麦会の情報はこちらを御覧下さい。



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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