vol.61 アート女子

今回の食べ歩き
遠藤桂写真展『富士の記憶』レセプションパーティ
@セルリアンタワー東急ホテル →→












○○女子とか○○男子とか、すぐにカテゴライズすることには抵抗があるけれど、短い単語で的を射た表現にはしばしば感心しています。
箱根写真美術館と出会ってもうすぐ丸10年、スタッフとして携わるようになって5年と少し。
今の私が自然に沸いてきた気持ちを言葉にした結果、意識しているのは・・・アート女子。
箱根以外でも美術館や作品展へ行くことはあるし、今も昔もごくごく普通にアートとは接しているのですが、『すごいなー』とか『ふーん』とか思いながら眺めていて感覚が、最近になって『なるほど、すごいなー』とか『ふーん、そういうことか』に変わってきました。
独りよがりな感覚であることは否めないけれど、好き嫌いだけじゃなく、『面白い』とか『楽しい』、時にはその逆の感覚も、自然と感じることが多くなってきた気がしています。
アートとの距離を縮めるなら今がチャンスかも?
というわけで、アート女子・・・の意味はさておき、アートときちんと関わっていきたい、そんな気持ちが沸いているのは確かです。




春先の個展で一目ぼれした彫刻家・大森暁生さんの『dragon in the flame』は、鏡としてだけではなく、アートとしての居場所を吟味した上で我が家にお出迎えしました。
10年前は永遠の憧れだと思っていた遠藤さんの富士山も、美しい風景写真としてだけではなく、写真家・遠藤桂の作品としてお出迎えしたい、そんな思いで部屋の壁とポストカードを見比べては、いよいよ具体的なイメージを膨らませています。
美術館やギャラリーのような空間を自宅で再現するのは難しいけれど、自分自身が作品を楽しみたいのはもちろん、作品に対する敬意を表した環境でお出迎えしたい、というのが、アート女子的にはやっぱり1番の願いです。



箱根ではカフェのお手伝いやパーティの裏方がメインの私ですが、美術館プレオープン10周年のイベントでは司会という大役でお手伝いをさせていただきました。
箱根とは別の空間で遠藤さんを囲む方々とお会いしたことで、来春10周年を迎える美術館の足を引っ張らないよう、併設カフェスタッフとしても新たに気合が入りました、楽しみ!
ちなみに・・・遠藤さんの作品をリスペクトして生まれたスイコレ定番の富士山ケーキ、デコレーションもアートな<vie>は、11月13日までの期間限定です、食べ逃しなく♪



PS:エキストラで私も参加させていただいた古波津監督の映画『WAYA!』が名古屋では本日10月22日から、東京では来週末10月29日から上映開始です、是非お運び下さい♪






Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
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