vol.50 おいしい出会い

今回の食べ歩き
パリで必ず食べるStohrerのケーキ →→









おいしいものとの出会いって縁だなーとつくづく感じます。
初めてのお店で自分のストライク・ゾーンにはまるものを選ぶことができるかどうか、思い描いていた味が出てくるかどうか。
それなりにおいしいものが頂けても結局1回限りになるお店も多い中、通ってしまいたくなるくらいドストライクな味に出会えると本当に嬉しくなってしまいます。



何度かエッセイに登場しているフレンチ・レストランも、初めて頂いたコースで大好きなフォアグラと子羊、さらにはデザートが2品も出てくるという攻められ方(笑)で一気に虜、1週間も開けずに2度目の来店をしてしまいました。
そして最近お気に入りのスペイン・バル、初めてお邪魔したパーティではその賑わい方にオーナーのお人柄を垣間見たのですが、後日改めてお邪魔した際には元々大好きなナンコツのこれまたドストライクな味付けに胃袋も完全ノックアウト。
数あるお料理の中からぶれずにナンコツを選んだ自分にガッツ・ポーズです。
小海老のアヒージョにピストのオムレツ、何を食べてもかなりのストライク率なので、新たな味を求めてまた行かなくちゃ!と食いしん坊の使命感に勝手にかられています(笑)。




あの日フォアグラが出てこなかったら、あの日ナンコツを頼まなかったら、あの日チョコレートのデザートを選ばなかったら、あの日オムライスを食べなかったらetc。
おいしいお料理に満足をしていたとしても、2度目がなかったお店もあった・・・かも。
次につなげてくれるおいしいものとの出会いって、やっぱり縁だなーと感じます。


ありがたいことにプレジール・ドゥ・ルフもご近所の常連さんや箱根滞在の定番にしてくださっているリピーターさんがいらっしゃいますが、観光地ということもあってか一見さんもたくさんいらっしゃるし、1回限りになってしまうお客様がいるであろうことも事実。
味の好みが千差万別なことは承知しているつもりですが、提供する側としても、初めの出会い、1回1回を大切にしなければいけないなーとつくづく身が引き締まります。
空間を楽しむべくケーキなしののんびりカフェ・タイムもありですが、写真家遠藤さんの写真満載のメニューと私のお菓子の1番の理解者であるオーナー詠子ちゃんが待機しているので、お腹に余裕のあるお客様が、いつもストライク・ゾーンにはまるケーキを選ぶことができますように☆



Information:info@hmop.com/Hakone museum of photography
このホームページに掲載している記事・写真などのあらゆる素材の無断複写・転写を禁じます。
It is expressly to copy or reproduce any or all texts,photos and other materials displayed on this homepage without prior permission.