jouir oeuf



vol.18  一応料理もそれなりに

今回の食べ歩き
パリ1区ジャンポール・エヴァンのシガール →→






縁あって、月に何度か人様に手料理をお出ししています。
限られた予算の中、原則リピート禁止の季節感を出した献立で、という密かな目標を自ら掲げ、せっせとデザート付きのメニューを考える日々。
2月はバレンタイン、という事で毎年チョコレートのデザートを作ります。
最初の年は濃厚チョコパウンド、その次は予算の都合上薄〜くカットせざるを得なかった、カフェでも出しているショコラ、去年はチョコチップパウンド、そして今年はバレンタインの定番に戻って、ガトー・オ・ショコラ。
生クリームを添えたいためもあって一昨年同様小さくカットせざるを得なかったのですが、食後のデザートなので、よしとします。
チョコレートに予算をつぎ込む分、頭を使う2月のメニュー。
今年は‘彼女が彼氏に作ってあげる料理’というバレンタインにちなんだ隠れコンセプトのもと、チキンピラフにチーズたっぷりのスクランブルエッグを添えました。
要するにオムライス?と突っ込まれそうですが、ピラフとスクランブルエッグを組み合わせる事で家庭のキッチンでも大人数分を一度に作る事が可能になるし、結果定番メニューがちょっと贅沢にシフトされてそれなりのプレートに変身・・・と思う。 
限られた予算でメインと副菜、そしてデザートを作り始めてもうすぐ丸4年。
ネタが尽きてきて毎月四苦八苦しているのですが、安くておいしい素材を探すうちに、お野菜の旬を意識するようになったのは大きな収穫です。
そして、ちょっとの工夫でお金をかけない気軽なおもてなしができる事も実証済み、1コインでおもてなし♪、なーんてレシピ本が1冊作れそうな勢いです。
3月はひな祭りにちなんで毎年ちらし寿司を作っているのですが、穴子しらし、サーモンのサラダちらし、洋風穴子ちらし、、、ときて、さてさて今年は何ちらしにしましょうか。
この経験が将来主婦になった時の日常の食事作りに役立つか・・・は不明ですが、お菓子作り同様、食べたら笑顔になれるような、そんなお料理を作れれば、と日々励んでいます。



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